駐在完全ナビ in NY

ニューヨークに住む駐在員・駐妻を完全ナビゲート!! 役に立つ情報満載です♪

ケビンズイングリッシュがニューヨークで物件を内見!駐在者が真実を教えます。

Kevin's English RoomさんがYouTubeにて、ニューヨークで家探しの動画を投稿されていました。現在NYに駐在中の筆者が彼らの動画を見て「これは伝えておきたい!」ということがあったので記事にしました。

※Kevin's English Roomさんの動画は下記のリンクから↓
https://youtu.be/xBUtJLQwT7I

 

さて、前置きですが、筆者は現在NY駐在3年目。駐在員の夫に同行してきた、いわゆる駐在妻(駐妻)です。NYに赴任後、リダックの管理物件にお世話になることに。

 

1. サービスアパートメントを内見

動画の1番最初に内見されていたサービスアパートメントですが、もうこれを見た瞬間にすべてを察しました。「良い物件しか見せるつもりないぞ」と。タイアップ動画なので当たり前ですけどね。これから駐在でNYに来る方は、リダックの管理物件だからと言って、このくらい綺麗なアパートメントに滞在できる、と期待するのは早いです。

ではまず、このサービスアパートメントについては動画の通りですが1点気になったことが。リダックの担当者が洗濯機・乾燥機の説明の際、「最近の築5,6年以内の物件でしたら(洗濯機・乾燥機両方)付いている物件はありますけどそれ以外はほとんど付いていない」とおっしゃっていましたが、説明があまり適切ではないと思います。もしかしたら、サービスアパートメントに限っての話だったのかもしれませんがそのあたりが不明瞭だったので、この説明だと、「洗濯機と乾燥機別が良いから、築浅の物件を借りなきゃ」と、勘違いしてしまう人がいるかもしれません。
どちらかというと築年というよりはアパートメントのランクに比例すると思った方が良いかと思います。駐在員がリダックに紹介されるような比較的ハイクラスの長期滞在用(普通賃貸)のアパートメントは通常、築5,6年以内でなくても部屋に洗濯機と乾燥機は付いています。

それから、ほとんどの駐在員が同じかと思いますが、サービスアパートメントは選べませんでした。リダックから指定されたアパートメントに滞在します。夫と同じ会社の駐在員で、このアパートメントに仮住まいとして住んでいた方がいますが、快適だったし何も問題なかったとのこと。この方はとてもラッキーだったと思います。ケビンさんたちも驚いていましたが、バスルームにジャグジーまであるしとってもきれいな内装ですよね。でも、筆者が駐在員の夫と一緒に仮住まいしていた、同じくリダック管理のサービスアパートメントは、この動画の物件とは程遠いものでした…。

 

2. 入居当日にゴキブリが「こんにちは」

私が住んでいたサービスアパートメントはとても綺麗とは言い難い物件でした。エレベーターも大変古く、二十扉のようになっていて、自分で扉を開かないと下りれないし乗れません。そして部屋はというと…リビングとベッドルームは同じ。いわゆるワンルームです。広さはある程度はあるのですが寒い。とにかく寒い。入居したのが冬だったのですが暖房が壊れていて効きが悪く、直してもらうまでの数日間、部屋でもコートを着て過ごしました。それからインターネットは繋がらず、テレビも見れない(これも後に解決)。床はボコボコしていて、かつ傾いていて、椅子や机がガタガタで平行にならず、ひどく腰痛になりました。
また、ケビンさんたちが内見した物件のように洗濯機と乾燥機は独立しておらず一体型のものだったので、リダックからは乾燥モードは使わず部屋干しを奨められました。
それからバスルームに入るとゴキブリが「Welcome to NY!」って感じでお出迎え。当然ジャグジーもないですし、バスルームの暖房は完全に壊れていて機能しませんでした。
実は私が住んでいたこの物件、ゴキブリが大量発生しているのか1か月に1回くらいの頻度でゴキブリ駆除のスプレーをまきに作業員が部屋に来ることになっていました。知り合いで3人、違う時期に私と同じサービスアパートメントに住んでいた駐在員(または駐妻)がいるのですが、彼らも「ゴキブリが出た」と言っていたので本当にアパート全体の問題のようですね。今回は動画になっていませんが、こんな物件もあるんだよという話でした。

 

3.  駐在員が住む物件を内見

ケビンさんたちは最後に長期滞在用(普通賃貸)の物件を内見していました。一応勘違いされないように説明しておきたいのですが、リダックの担当者の方が、「日本から来た方はこれぐらいのレベルの綺麗な物件を好まれます」とおっしゃっていましたが、綺麗な物件が良いと言って探すというよりかは、会社の家賃補助の上限ギリギリの家賃で物件を探すと、少なくともこの動画で紹介されているようなアパートメントには住める、ということです。
例えば会社が月6,000ドルまでだったら家賃を払ってくれるとしたら、できるだけ6,000ドルに近くて6,000ドルを超えないような物件を探しますよね?そうなると、大体内装は綺麗だし、アメニティ(共有施設)にはジム・ビリヤード・プール・ボウリングなどがあったり、ドアマンが24時間いる物件になります。なので、「綺麗」な物件を好んでいるというよりか、会社の家賃補助を上限ぎりぎりまで使える限りの良い物件に住みたい、という感じです。ちなみに、外資系の企業の駐在員は家賃補助がない場合が多いです。ただ、非常に高給なので、ハイクラスの物件に住んでいる人は多いです。

 

4. 駐在員ってどんな仕事してるの?

この疑問は多いでしょう。以前、ヤンキースタジアムに野球を観に行った時、その日はエンゼルスの大谷選手が来る日だったので日本人がたくさんいました。私の後ろに座って観戦していたのも日本人留学生グループだったのですが、話の内容が、

「ニューヨークに駐在してる人ってどんな仕事してるのかなー?」

「商社とかじゃね?」

でした(笑)まぁ、可愛らしいですね。もちろん商社勤務の人、たくさんいます。でも仕事でニューヨークに来てる人って本当に業種様々です。商社・金融をはじめ、保険・IT・人材派遣・飲食・研究・美容関係など。ただ、下記の記事でも紹介していますが、業種によってヒエラルキー的なものがあるのは確かです。リダックを利用するような駐在員たちはおそらくヒエラルキーの上層が多いでしょう。したがって、ニューヨークに仕事で駐在している人がみんな、この動画の説明通りではないということは知っていてほしいです。

ヒエラルキーについては下記の記事から↓

snyc.hatenablog.com

※Kevin's English Roomさんの動画についての記事は下記のリンクから↓

snyc.hatenablog.com

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いかがでしたでしょうか。このブログではアメリカやニューヨークについての様々な記事を投稿しているので、ぜひ他の記事もご覧ください↓

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