アメリカ在住者なら最近ニュースで頻繁に放送されているので既にご存知でしょう。今年はアメリカで皆既日食を見る大チャンスの到来です。
私が住んでいるニューヨークシティでは、Partial eclipseが4月8日(月)の午後2時10分35秒から始まり、午後3時25分34秒にMaximum eclipseとなり、この時に太陽が最も隠れる位置に月が重なります。そして、午後4時36分24秒にPartial eclipseは終了となります。
なお、ニューヨークシティで見られるのはPartial Solar eclipse(部分日食)であり、Total Solar eclipse(皆既日食)ではありません。
ニューヨーク在住者や旅行客で、Total Solar Eclipse(皆既日食)を見たいのであれば、Buffalo(バッファロー)まで行けば皆既日食を見ることが出来ます。ニューヨークシティからバッファローまでは飛行機で1時間半程度と近いので、今週の金曜日から月曜日までバッファローへ旅行に行く人が多いそうです。
アメリカでは金曜日の特に午後はまともに仕事をしない人が多い(宗教的理由の人もいればそうでない人もいる)ので、アメリカ東部時間の金曜の午後からは、ニューヨークの空港は混雑が予想されます。
バッファローで日食を見ることができる時間帯は、
Partial eclipse開始 午後2時04分56秒
Total eclipse開始 午後3時18分20秒
Total eclipse終了 午後3時22分06秒
Partial eclipse終了 午後4時32分10秒
となります。
さて、わざわざバッファローまで足を運ぶなら、ナイアガラの滝を観光すると良いでしょう。
私が最後にナイアガラの滝に行ったのは2年前で、その時はアメリカからカナダ側まで、帰りはカナダからアメリカ側まで歩いて国境を越えました。
当時は入国審査は待ち時間ゼロでしたが、今は観光客も増えて、時期によっては少し混雑しているかもしれません。また、私は秋に行ったので紅葉が綺麗でした。
滝の近くまで行ける船に乗って、迫力を全身で体感するのもおすすめです。びしょ濡れになるので、全員にレインコートが配られます。
ちなみに、乗船中はみんな一生懸命スマホで写真を撮ろうとしますが、滝に近づくにつれて、土砂降りの雨+強風のような状況になるので、写真はとてもじゃないですが撮れません。早めに写真撮影を終えた方が良いでしょう。
さらに目にもどんどん水が入ってくるので、それが嫌な人はサングラスでカバーすることをお勧めします(ここまでの状況になると目も開けられないくらいなので、なるべく水がかからないポジションへ避難する人もいるくらい)。
というわけで、話が逸れましたが、日食を見るための眼鏡(Solar eclipse glasses)を無料でもらう方法を紹介します。ニューヨークシティでは、下記の場所で配布しています。
・Moynihan Train Hall(ペンステーション)→ “I LOVE NY”限定版
・New York, Brooklyn and Queens Public Library locations(市内217の公立図書館)
・Warby Parker(市内11店舗)
どこでもらっても眼鏡の効果は同じですが、Moynihan Train Hallで配布される眼鏡は“I ♡ NY”のプリントがされている限定バージョンです。私は今回図書館でもらってきました。
配布は先着順なので、欲しい方はお早めに。スタッフにSolar eclipse glassesはあるか尋ねると案内してもらえます。在庫があれば、同意書にサインをして受け取ります。
さて、今回の貴重なチャンス。ぜひ、見逃さないようにしたいですね。
今回もご覧いただきありがとうございました。
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