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駐妻ヒエラルキーと駐妻ランチ会

駐在妻界の階級って本当にあるの?それに、奥様同士の交流って実際にあるの?あるとしたらどんなことを話すの?など、実際に駐在が決まったら、奥様方からすると気になるところですよね。

今回は、駐妻ヒエラルキーと駐妻ランチ会について、ご紹介します。

 

まず、結論から先にお伝えしますと…どちらもあります‼

ただ、関わらない・交流を避けることも可能ですし、結局はあなたがどうしたいかでしょう。職場のように嫌でも毎日顔を合わせなければいけないわけではないので、例えば一回ランチ会に参加して、嫌な思いをしたならば、2回目からは行かなければいいだけです。私自身も、実際嫌な経験をしたことがあります。強い心を持ちましょう。

 

駐妻ヒエラルキー(階級)

やはり、駐在員の勤める会社の給料・福利厚生・保険・家賃補助などの内容によるところが大きいです。商社・金融の駐在員およびその家族は、その内容が非常に充実しています。したがって、とても良い物件に住めるし、保険内容も充実していてほぼ自己負担なし、配偶者や子どもの英会話授業代も会社負担など…いたり尽くせりなのです。奥様方は働かなくとも夫が充分な給料をもらっているので、最初は語学学校などに行ってみたりするのですが、友人ができるとやはり日本語でストレスなく話せる心地よさに浸かってしまい、結果、『駐妻ランチ会』なるものを開催してしまいます。

 

駐妻ランチ会

これは主に形態が2つあります。1つ目はレストランなどでランチ会する場合。人様の家よりは気を遣わなくて済みますが、なんせお金がめちゃくちゃかかります。NYのカジュアルなレストランでのランチは大体メイン一皿23ドル~35ドルくらいです。これに飲み物もデザートも注文したら…50ドルは軽く超えます。私の知り合いに、これを平日毎日やってきた駐妻がいますが、旦那様は1か月間のランチの出費をみて最初は驚愕していたそうです(日本円で二桁万円だったから)。それでも注意する夫はあまりいないそうです。そんなことされてもまかなえるくらい稼いでいるということ…。

そして2つ目の形態は、駐妻のご自宅でランチ会パターン。この場合、自慢の手料理を毎回ふるまってきます。なので、とても気を遣います。ひとつひとつの品にきちんと感想を述べて、「おいしい‼」と伝えましょう。(私は以前、出された手料理を食べたらしばらくしてお腹がぎゅるぎゅるしだして体調不良になったのですが、なかなか帰ると言い出しづらくて、冷や汗をかいたまま3時間くらい過ごしたことがありました…。)大体、そういう奥様のご自宅はとても広く、調理器具や食器、お酒の種類も充実しています。お子様がいるご家庭同士の場合は、子どもも一緒のパターンが多いと思います。毎週開催するタイプの自宅ランチ会は、材料費代として、参加者から毎回いくらか集めてる方もいらっしゃいます。それでもレストランで飲食するより断然安く済むので金銭面ではとてもお得ですね。

 

居住エリアと駐妻の特性の違い

あなたが住むエリアによって、まわりの駐妻のタイプも変わってくるでしょう。イーストサイド(ミッドタウンイーストからアッパーイーストのエリア)の駐妻は経験豊富で向上意識が高めの方が多い傾向にあります。私の友人で、イーストサイドに住む駐在妻のご自宅で毎週開催されるランチ会に参加している方がいます。話の内容がハイレベルすぎて、毎回ついていけないそうです。

例えば…

「(インドの)△△にある〇〇ってレストランおいしいよね‼」「そうそう‼懐かしい~」

…という会話。彼女は心の中で、「インド?…インド行ったことないけど…」と思ったそうです。周りはNY以外の国の駐在経験者や旅行経験豊富な駐妻ばかりで、こういう話になると全く会話に参加できなくなるそうです。

あくまでこのような傾向があるだけで皆がこうであるわけではないので、あなた自身で付き合う人を見極めるようにしましょう。

 

本当にある駐妻世界の怖い話「空気のように完全に無視」

…あります。これは友人の話です。私の友人Aは駐在員の男性に飲み会に誘われて参加したのですが、女性の参加者は友人AとAより数歳年上の駐妻Bだけだったそうです。Bは自分より若い、男性に連れられてきた友人Aに完全に嫉妬したようで、最初から最後まで完全無視だったそうです。さらに、友人Aが飲み会後にBのSNSを見たところ、自分の悪口が書かれていたそうです…。

 

まとめ

人間関係が不安であれば、自分と立ち位置の近い駐妻を見つけるのが良いでしょう。下手に背伸びして、毎回ランチ会に参加していればお金も消えていきますし、楽しめなければ精神的にも疲れてしまいます。程よい距離感を保つことを心がけましょう。

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