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駐妻がアメリカで会社の就職面接受けてみた(I-94にSが付かない人も必見)

駐妻がニューヨークで一般の会社の面接に挑みました。これから働こうかな~と考えているけど、アメリカの面接ってどんな感じなんだろうと不安な駐妻・駐夫のために、情報を共有したいと思います。
また、I-94のクラスにSが付かなかった人にも見てほしい記事になっています。

 

 

①自分がアメリカで就労できる資格があるか確認(I-94

アメリカで働くには、まずSSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)を取得してください。それからほとんどの方が配偶者ビザで駐在していると思いますが、I-94のステータスが就労可能になっているかを確認しましょう。
I-94は下記のリンクのGET MOST RECENT I-94の項目から必要事項を入力すると取得できます。

https://i94.cbp.dhs.gov/I94/#/home

例えば、E2の配偶者ビザの方であれば、I-94のClass of Admissionの項目が、E2Sになっていれば就労可能です。ちなみに、このSは配偶者(Spouse)のSです。働くためには、このSが必要なのです。
現在は、Eビザ・Lビザの配偶者ビザの方は、EADカード(就労許可証)の申請をする必要がなくなりました。一度アメリカから出国して、再度入国すればI-94のステータスが変更され、クラスにSが付け足されることになったのです。が…

筆者はSが付きませんでした…(泣)

これに関しては、SSNが取れない人が多発するのと同様に、再入国してもSが付かない問題は多くの人に発生しています。私の友人の駐妻は、再入国する際に「Class of AdmissionにSが必要だから付けてください」と口頭でお願いした、と言っていました。その方は問題なくSが付いたそうなので、この方法が一番間違いがないのかな?と思いました。

では筆者はどうしたかというと、US Customs and Border Protection Deferred Inspection Unitに、Class of AdmissionがアップデートされていないのでSを付けてください、という内容をメールで連絡しました。
連絡先はJFK国際空港なら、i94jfk@cbp.dhs.gov
にメールを送ることが出来ます。必要な添付書類はビザとパスポートです。
連絡したところ非常に速い対応で、その日のうちにSが付きました。Sが付かないからといってあきらめていた人はトライしてみてください。

※注意事項:すでにSがついていた人が、また別の機会に出国・再入国したらSが消えていた、という事例も発生しています。就職までの過程で海外に行く予定のある方は注意してください。

 

➁求人情報サイトから自分の興味のある会社を見つける

駐妻は日系企業での就労を希望する方が多いです。MixB、びびなび、ニューヨーク掲示などを使って応募する会社を絞りましょう。そして、当然ですが応募する企業のHPなどを見てどんな会社なのか、何に力を入れているのかなど研究しておきましょう。

 

職務経歴書(履歴書)を作成する

履歴書は英語だけ、または日本語・英語両方のバージョンが必要のところが多いです。筆者が受けた会社は両方必要だったので、まず英語で作成してから、そのあと同じ内容で日本語バージョンを作りました(自分のやり易い方法で良いと思います)。
注意点は、日本の履歴書とは違って顔写真は不要ですし、生年月日などの個人情報も記載しません
また、ネットで検索すれば英文バージョンの履歴書ひな形をダウンロードできるサイトがたくさんあるので、そちらを利用するのも良いと思います。

 

④求人に応募する

履歴書作成が終わったら、求人している企業の応募フォーム(メールの場合もあり)から必要事項を入力、履歴書を添付して申し込みます。書類選考が通ったら、応募した企業から連絡が来ますので、面接の日程を相談して決めてください。

 

⑤面接を受ける

面接は直接会社まで行くパターンと、オンライン(Zoomなど)のパターンどちらもあると思います。どちらにしろ、服装はある程度きちんとしていた方が良いと思います。
私の場合は会社で面接だったので、ジャケットにスカート、パンプス着用で行きましたが、私の友人の駐妻のひとりは面接がオンラインだったので、上半身だけジャケットを着用して下半身は部屋着を着てたと言っていました(笑)

みなさんが気になる面接の内容ですが、日本で転職の際に受ける面接とそんなに変わらないと思います。私が受けた企業は日系企業だったので面接官は全員日本人、言語も日本語でしたが、英語をある程度使う仕事だったので、日本語面接の後に英語でも面接をしました。応募要項をよく見て、英語がどの程度求められているのか事前に確認しておくことをおすすめします。おそらくそのレベルによって、英語面接の難易度も変わると思われます。
面接回数は企業にもよりますが、まわりの働いている駐妻たちの話を聞く限り、1~2回のところが多そうです。

 

⑥採用

見事採用されたら、企業から指定された必要な書類などの準備をしましょう。また、振込口座については、駐妻は駐在員の夫と共同口座にしている人が多いです。銀行の窓口ですぐに出来るので、この時点でまだ共同口座にしていない場合はすぐに銀行のアポイントメントを取りましょう(SSN、身分証明書、婚姻証明書などが必要です)。

 

いかがでしたでしょうか。日本みたいに何もかもスムーズには行かないので、働きたいと思ってもすぐに働けないところが大変ではありますが、少しでもお役に立てたら幸いです。また、就労許可が取れる前でもインターンという形であれば働くことが出来る会社もあるようです(まわりでも何人かやっていました)。

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