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子どもに英語の発音を自然に身に着けさせる方法

今回は英語の発音についてです。私は英語のネイティブスピーカーではありませんが、発音は5歳くらいまでには身についていたと思います。というのも、生まれる前から生まれた後も、英語の曲に触れなかった日は一日もなかったから。常に英語と接していたのです。親が英語を身に着けさせるためにわざとそうしたというよりは、親がビートルズカーペンターズの大ファン(というよりオタク)だったからという理由です。きっと今だったら頭が狂いそうなくらい、毎日家や車の中ではずっとビートルズカーペンターズの曲が流れていました。
とはいえ、英会話教室も通わされました。幼稚園生の時から小学5年生まで(終わりが中途半端なのは、一学年上のクラスに入っていたので周りが6年生でやめてしまったため、自分もそのタイミングでやめることになりました)。英会話教室ではリーディングや単語テスト、カードゲームなどを中心にやっていました。

さて、そんな私は今アメリカのニューヨークに住んでいますが、英語の発音で困ったことはほぼありません。しかし、一方でTOEIC満点、TOEFLも100超の夫は今、発音矯正の本を買って勉強しています。
ではこの違いは何か…?そう考えた時に、答えは一つしか見つかりませんでした。

子どもの頃に英語に触れていた時間

の違いです。日本語と英語は全く別の言語なので、発声方法も大きく異なります。私の場合は、小さい頃に嫌というほど一日中英語の曲が耳に入ってきて、練習しなくても自然と歌えるようになっていたほどです。ただ聞こえてきたものを真似る、という方法で。
一方、夫の場合は小さい頃は特に英語と触れる機会はなかったそうです。勉強は好きなので、時間を費やし努力して英語の資格などもハイスコアを持っていますが、現在はニューヨークに住んでいて、会話していても伝わらないことがよくあるので、自分の日本語英語を改善したいと言っています。ですが、やはり大人になってから英語の発音を身に着けるのは非常に厳しいです。練習すれば、ある程度改善することはできますが、ネイティブのようにカッコいい英語をしゃべりたい!と思ってもそれは残念ながら無理です。カッコいい風にしゃべることは出来ますけどね。

したがって、私からこれを見ているお母さん・お父さんたちに伝えたいのは、幼稚園に入るまでは毎日英語の曲や映画などに触れる機会を作ってあげてほしいです。できれば映画(またはアニメ)の方が良いとは思います。私は英語の曲だけだったので、それによって会話的な英語がしゃべれるようにはなりませんでした。
それから、さらに英語の発音をよくさせてあげたい、と思うのであれば、英会話教室に通わせるよりは歌を習わせた方が良いと、個人的には思います。私も3歳から、ヤマハ音楽教室に通っていました。はっきり言って、歌が上手な人ほど英語の発音は良いです。そして、歌が上手な人は大体物まねも上手なんです。
結局、聞いた音を100%そのまま口から出せれば、英語の発音は完璧になりますよね?物まねが上手な人はそれが100%に近いくらいの精度で出来るのです。なぜなら、どうやって発声したらその音が出るか自然とわかっているからです。

たまに夫から、「この音の発音を教えて」と言われて教えようとしますが、私は今まで英語を発音するときに自分の舌のポジションがどう、とか考えたことがなかったのでとても苦労します。あなたも日本語で「あ」という時口の中がどうなってるかって意識したことがありますか?日本語を話す時、舌のポジションがどの辺とかいちいち考えないですよね。でも、英語を話す時はこれを意識して話さないと、全く伝わらないことがあるから日本人はとても苦労するのです。

英語を話せるようになること自体は、大人になってからも可能です。でも、発音をネイティブのようにしたいと大人になってから思っても、残念ながら手遅れです。出来るのは、音を正確に聞き取れて、それを真似して発音できる能力を持っているごく一部の人たちだけです。それだったら、子どものうちに身に着けておいた方が本人のためにもなりますし、曲を聴いたり歌ったりするだけなら、そこまで本人の負担にもならないと思います。

したがってまとめると、子どもに英語の発音を身に着けさせる方法とは、

・英語の曲を一日中流

・英語のアニメや映画を観させる

・歌を習わせる

の3つです。英会話教室は金銭面に余裕があれば、くらいのプラスαで良いと思います。子どもの頃に英会話教室に通っていたのに全くしゃべれない、という人を何人も知っています。そうなるくらいならお金の無駄なので、大人になってからでは習得の難しい発音を身に着けさせる方が賢いでしょう。
子どもは驚くくらいなんでも早く吸収していきます。若ければ若いほどその能力に長けています。私たちが日本語の発音を自然と習得したのと同じように、英語の発音も自然と身に着けさせることが出来るのは、親の環境づくりにあると思っています。
ぜひ、今日から実践してみてください。

 

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