アメリカに駐在を控えている駐在員・駐妻のみなさん。日本で絶対に買って持ってきた方が良いものってあるの?という疑問にお答えします。また、逆にこれはアメリカでも買えるから大丈夫、というものについても紹介します。
今回は、日用品編です。
※衣類・女性編は下記のリンクからご覧ください↓
【日本から持っていくべきもの5選】
1. 常備薬
飲み薬や貼り薬など、使い慣れているものは必ず持って行きましょう。特に女性で生理痛や頭痛が重い方はロキソニンは持って行った方が良いでしょう。もちろんアメリカにも痛み止めはありますが、今のところロキソニンほど即効性があって効き目が強い薬が見当たりません。
それから、胃腸薬。アメリカで過ごしていると、残念ながら結構な頻度でおなかの調子が悪くなります。例えば中華料理屋で食事をしたあと数時間後に冷や汗をかくほどの腹痛に襲われたり(そして翌日までひどい下痢が治らなかった)、バーでドラフトのビールを飲んだら肉が腐ったような味がしてそのあと胃腸に違和感が出たり(これ、3店舗くらい経験してます)。
あと、目薬も良いものを探すのにとても苦労したので、お気に入りのものがあれば持参することをおすすめします。私はこの防腐剤が入っていない日本の目薬がとても気に入っています。
最近アメリカでは、あるブランドの目薬を使って細菌に感染し死者が出た、というニュースがありました(もちろんその目薬はリコールになっています)。命は助かったけれど、失明したり視力が落ちたりした人もかなりの数いるようですので恐ろしいと思いましたが、実際私もアメリカでリコールになったドライシャンプーを使っていたことがあります。そのドライシャンプーには発がん性物質が含まれている、ということでした。
日本のように、何でも安全!なんてことがないのがアメリカです。
2. バスタブ用洗剤とブラシ
これ、ほんとにちょうど良いものがないんです。私は毎日湯舟に浸かりたいので毎日バスタブを洗っているのですが、アメリカはシャワー文化なので毎日バスタブを洗浄する想定で洗剤が作られていないです。だから、洗剤の洗浄&漂白力がかなり強いんです。そうなると匂いもかなりキツイので、毎日やってたら気持ち悪くなってしまいます。
私は日本のバスマジックリンを使っていますが、一応マンハッタンではTESO LIFEという韓国系の日用品スーパーなどで購入できます。が、値段は高いし詰め替え用が売っていなかったりするので、日本から持ってきた方がだいぶお得だと思います。
それから取っ手が付いているタイプのバスタブブラシ。これは絶対日本から持ってきた方が良いです。アメリカのAmazonやTargetで購入したことがあるのですが、日本のものほど丈夫で機能的で安いものが見当たりません。正直、洗剤以上に持ってきた方が良いマストアイテムだと思っています。
なお、トイレ洗浄についてはアメリカのものでも良いかな、と思います。使える洗剤はたくさんあるので問題ありません。
3. トイレの便座シート
100均の貼ってはがせる便座シートが非常に優秀。アメリカの洗濯機にかけてもシールの吸着力が弱まらないんです(乾燥機には入れない方が良いです)。ニューヨークのダイソーでも買えますが、なんせ高いので。かさばらないのでいくつか持ってきた方がよいでしょう。
4. スリッパ
何組か持ってきた方が良いと思います。もちろんアメリカでも買えますが、日本の方が種類も多いし安いです。個人的には洗えるタイプがおすすめ。
また、日本で生活していた時よりも人が家に来る機会が多くなりますのでスリッパはあるに越したことがありません。
理由については、下記の記事を参考にしてください↓
5. 歯ブラシ
アメリカの歯ブラシって、ブラシの部分が大きいものばかりなんです。だから日本人の歯に合わなくて使いづらいです。一時期アメリカのドラッグストアで購入した歯ブラシを使っていたのですが歯茎が痛くなったので、今度はキッズ用を買ってみたのですが、それでも大きくて歯茎に力が加わってしまい、うまく磨けませんでした。
お気に入りの歯ブラシがあればそれをいくつか買って行った方が良いと思います。
【持っていかなくても大丈夫なもの3選】
1. 生理用品
ドラッグストアで日本とほぼ変わらないクオリティー&使用感のものは買えます。値段も日本とそんなに変わりません。
「生理用のナプキンを1年分ダンボールで持って行った方が良い」なんて書いてあるサイトもありますが、その人は多分アメリカで生理用品をあまり試したことがないと思います。
ただ、一つ言えるのは、アメリカのナプキンは分厚いものが多いです。間違いなくズボンを履いているとひびいてしまうので、薄いものを選ぶようにしましょう。薄いものでも、日本の普通の日用くらいの厚さなので。夜用なんて間違えて買ったら超分厚いおむつです。
それから、おりものシートも普通に日本と同じようなものが売っていますし、タンポンに関してはCVSのブランドのものが日本のと近くて安いです。
2. 炊飯器
これも…日本から変圧器を買って持って行った方が良いと書いてあるサイトがありますが、そこまでする必要があるのか…?と思ってしまいます。日本から持ってきた人たちが、アメリカで試してもないのにそう言っているだけです。アメリカでもAmazonとかで象印や東芝、パナソニックの炊飯器は安く買えますし。
3. 化粧品
超敏感肌で使える化粧品が日本にほぼない!!みたいな人は日本から持って行った方が良いと思いますが、そうでなければ現地調達で良いと思います。というか、そこまで敏感肌だったら水がもう駄目だと思います(ニューヨークは軟水ですが、やはり日本とは明らかに違います)。
この化粧品が私には合ってるから絶対このブランドしか使わない!みたいな人いますけど、「全ブランドの全商品、試したことあるんですか?」って話です。まあ、私も元はアルビオン信者でしたが…(下記の記事参照)。
アメリカで買った方がお得なブランドもたくさんありますし、これを機に新しいものを試してみるのも良いと思います。英語が苦手でもネットで気軽に買えますし、チャットやメールで相談可能なオンラインサイトもあります。
ちなみに、アメリカでSSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)を取った後は、ネットで買い物をする前に絶対にRakutenに登録した方が良いです。
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いかがでしたでしょうか?見てお分かりの通り、アメリカでもほとんどのものは買えますので安心してください。一番重要なのは薬です。
それから赤ちゃんがいらっしゃるご家庭は赤ちゃんにとって使い慣れているものを持っていくことをおすすめします。
下記の記事もぜひ参考にしてください↓