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【テニス】全米オープンで死にかけた話

来月8月からテニスのUSオープンが始まります。開催場所は、ニューヨークのフラッシングにあるUSTA Billie Jean King National Tennis Centerにて行なわれます。筆者はすでに今年も販売開始直後にチケットを購入しました。

去年もUSオープンを観に行ったのですが…実は、記憶がほぼありません。
というのも、当日会場に入ってから信じられないくらいの体調不良になってしまい、試合を見るどころではなくなってしまったのです。

したがって、今年こそはちゃんと楽しんで試合を観戦したいので、去年の出来事から反省点を再確認し、今回に活かそうと思いました。検索したり写真を見たりして思い出しながら、記事を書きたいと思います。

 

まず、私は去年2022年の9月4日の試合を観に行きました。Round of 16の試合で、試合会場は一番広いArthur Ashe Stadiumでした。選手は、元世界ランキング1位のロシアのダニール・メドベージェフと、オーストラリアのニック・キリオスの対戦です(チケットを購入した時点では、まだ誰と誰が対戦するかはわかっていません)。

私はテニスをやったこともなく、全く知識もないのですが、そんな私でも知っている有名選手同士の試合だったので、とてもワクワクしながら当日出かけました。

試合前に食事をとるため少し先のMain St駅で降り、有名なとある上海料理屋さん(とても人気のお店)に行きました。この日も人気だったので待ちの列に並び、簡単に食事を済ませて、会場に向かいました。

私は試合開始時間の1時間半ほど前に敷地内に着き、USオープン限定のTシャツを買ったりなどショッピングを楽しんだり、ボードの前で記念撮影をしたりしました。

撮影スポット!

それから、子供から大人まで遊べる現代的な施設があるので、そこへ行き様子を見てきました。

いろんな体験が出来ます

そして、試合開始時間が近くなり、試合会場に入場するために列に並ぼうとしましたが…というものはありませんでした。超大人数の人が一気に押し寄せ、狭~い入場ゲートめがけておしくらまんじゅう状態。おそらく入場するまでに30分はかかりました…(今年はそうなる前にもう少し早めに行動しようと思います…)。

 

で、ここまではまだ元気だったんです。自分の席に着き、写真を撮ったりしていました。ちなみに写真ではわかりにくいのですが、恐怖心が湧くくらい座席が急です。

試合前の様子

これは階段に気を付けなきゃなぁ、と思っていたら、自分の身体に異変が。

これはその時の腕です

身体中にこのようなアレルギー反応が出てきてしまいました。もともとヒスタミンを多く含む食事をとってしまうとこのような症状が出ることがあったので、抗ヒスタミン薬を飲んだり、かゆみを我慢すれば1時間以内には消えるため、これだけだったらそんなに問題はなかったのですが…この時はこれと同時に耐えがたいくらいの腹痛がやってきたのです。

これは、ちょっとお腹痛いのレベルではなく、冷や汗をかいてうずくまってしまうほどの痛さ。自分の席が列の中央よりの位置だったため、試合が始まってからだと人の前を通るのが申し訳ない上に座席が急なのでこの体調では危ない気がする、と判断し、とりあえず一旦会場を抜けることに。

 

この判断は正解で、その後痛みはさらに増していき、しばらくトイレにこもっていましたが、もう救護室にいかなければ無理かも…というレベルにまで来た時、意識が飛びました

それで、気が付いた時には冷や汗で服も髪もびしょびしょ。なんかすべてが台無しみたいな状況だったのですが、少しというかだいぶ腹痛が和らいでいたので、トイレの洗面台に行って鏡で自分の顔を見たら、10歳くらい老けた?って顔をしていて驚きました。

 

この時はまだ座席に戻る元気はなかった上に外の空気を吸いたかったので、邪魔にならない隅っこの通路のところで、しばらく外の景色を眺めていました。この時、原因は何だったんだろう?と考えてみましたが、お店の衛生環境がよくなかったか、食材が古かったか…くらいしか考えられませんでした。

以前ベトナムに行ったときに、屋台料理を食べた後にひどい腹痛に襲われその後下痢止めが必要になったことがありました(結局薬局で買いました)が、それがレベル1としたら今回はレベル50くらいひどかったので、とりあえずこのあと、アメリカで中華を食べるのが怖くなりました。

 

私自身、病院は大嫌いで、よっぽどのことがない限り体調不良で病院に行ったことがないのですが、この時の痛みに関しては今でも、よく一人で耐えたね?と思います。もう少し人に頼ることも学んだ方が良いなと。

 

そして、しばらく風に当たっていたらその後、奇跡的な回復を見せまして、なんと席に戻ることが出来ました!

やっと見れた…!!

だいぶ時間が経過してしまいましたが、もう試合観戦はだめかと思っていたので嬉しかったです。

最終的に、この試合はキリオス選手が勝ちました。勝つ瞬間を見ることが出来たので、大変だったけど満足でした。

そして、帰りはもう暗くなっていましたが、私の気持ちは清々しい青空って感じでした(なんか強い痛みの後ってなんでか分からないけど「全てを許された…!」って感じがするんですよね)。

周りに他の会場が見えます

そんなこんなで、去年のUSオープンは中華からの災難に見舞われましたが、体調万全だったらこんなに楽しいイベントはなかなかないと断言できます(チケットはめちゃくちゃ高いですが…)。

実際、この日の翌日までひどくお腹を壊していましたが、その後回復しました。今年は、試合前はいつも通り食べ慣れているものを取り、体調万全の状態で臨みたいと思います!

 

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