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2023USオープンテニスに行ってきた!マナー違反の観客が退場させられ…

今年も全米オープンテニスに行ってきました!昨年はキリオスVSメドベージェフの試合をセンターコートArthur Ashe Stadiumで観戦しましたが、今年は2番目に大きいLouis Armstrong Stadiumにて3試合ほど観戦しました。

いつもの写真スポット。今年はなんだか立体的!

さて、まずは今年のUSオープン、一言で言うと『観客の質が下がった』と感じました。おそらくですが、昨年までは少なからずコロナの影響もあったのでしょう。ある程度収入のある人がチケットを買い、マナーの悪い客はそこまで多くなかったように感じました。が、今年は明らかに悪化。

 

最初は、実は今年もArthur Ashe Stadiumの席を抑えていたのですが、プレーヤーが決まった時点で、あまり観たいと思う試合ではなかったのでリセールチケットとして出しました。リセールで売れた価格と購入時の価格の差額が200ドルくらいプラスになったので、せっかくだからとLouis Armstrong Stadiumの良い席を買い直しました。

それがこちらの席…

めちゃくちゃ近いし観やすい

ここは南側で日も当たらない、かなり良いポジションの席なんです。Louis Armstrong Stadiumは1階席と2階席の一部が座席指定席残りは自由席です。私が行ったときはラウンド16の試合だったので、この会場では女子シングルス2試合男子シングルス2試合の計4試合が行なわれ、好きな時に好きな試合を観ることが出来ます。

 

で…私は男子の1試合目の途中からこの会場に入ったのですが…やはり、私の席には他の観客が座っていました。良い席だから仕方がないと言えば仕方がない。座席指定とはいえ、「観やすいし空いてるから座っちゃおう。来たら退けば良いし。」くらいな感じで彼らは勝手に座るんですよね。
正直、今までアメリカで観に行ったバスケの試合でも野球の試合でも、そういうことはありましたし、もうこれはアメリカの文化の一部だと思っています。今回は何と最前列に堂々とチケットなしで座ってる親子もいたのでさすがに驚きましたが。

彼らのように座席指定のチケットを持っていないのに、勝手に侵入して1階席に座っている人もかなり多くいたようです。スタッフによるチケットの確認も緩いので、そういう"ずる"は簡単に出来てしまいます。


ただ、こちらとしてはその席を確保するためにそれなりにお金を払っているので、許しがたい部分はありましたし、だいたいそういうずるをする観客に限って観戦マナーが悪かったり、ゴミを散らかして行ったりするのです。ほんとたちが悪いですよね…。

USオープンに行かれたことがある方なら誰でも知っていることですが、サーブの際に声を出すことやゲーム中の移動などは特に厳しく制限されています。度を越えたことをしたならば、警備員にすぐさまつまみ出されます。
ですが、今年はどの試合でもつまみ出されている人が続出しています。どうしてこうなってしまったのでしょうか…。

 

と、まぁ愚痴はこれまでにして、試合の話を少し。男子の1試合目は ジャック・ドレイパーアンドレイ・ルブレフの対戦でした。結果はルブレフの勝利

勝利後のインタビュー

ルブレフ選手を近くで見て思ったけど、テレビで見る以上に身体が細い…。これでよく何時間もテニス出来るなぁ?!とほんとに驚きました。言うまでもなくプレーも素晴らしかったです。

 

この試合を観た後、センター内を散歩しました。

とにかく人が多かった…

休日の昼間だったこともあり、飲食用の外にあるテーブルはほとんど埋まっていましたし、ショップも人で溢れていました。

いろんな体験が出来ます

VRでテニスをしている人たちもいました。試合の合間に遊べるスペースがたくさんあるのがUSオープンの面白いところでもあります。

それから、選手たちの練習風景も見ることが出来ます。

練習の様子

やはりアメリカ人選手が人気で、ココ・ガウフ選手やフランシス・ティアフォー選手を出待ちしている人がたくさんいました。

ちなみに私の推しは、おなじくアメリカのベン・シェルトン選手!大会イチの超高速サーブを武器に持つ、20歳の男子選手。お父さんも元テニスプレーヤーで、現在はベンのコーチをしています。

実はなんとこの日、私はビール片手にふらふらと歩いていたところ、「通してくださーい」という警備員の声が聞こえたのでその場で止まったら…複数の警備員に囲まれたシェルトン選手が目の前を通過!もうびっくりしすぎて、しばらくその場でフリーズしてしまいました。

だってハイタッチできるくらい近い距離に自分の好きな選手が突如現れたので、それはもう驚きとしか言いようがなく。彼の背中が見えなくなるまでその場から動けませんでした!
それになんていうか、テレビで見るよりもさらに、大きくガッチリして見えました。調べたところ、彼は身長193cm、体重88kgだそうで、相当大きいですよね。鍛え上げた腕がすごかった…!

そんな彼は、昨夜のフランシス・ティアフォー選手(第10シード)との対戦で見事勝利し、会場を沸かせました。試合が終わったのは0時を過ぎていましたが、私はしっかり最後までテレビで観戦しましたよ!!

次はまさかのノバク・ジョコビッチ選手との対戦…。言うまでもなくめちゃくちゃハイレベルな対戦相手ですが、私は全力でシェルトン選手を応援します。(生で本人を見て余計ファンになった←)

 

さて、最後の試合を観に行く前に、ハイネケンのレストランでUSオープンバーガーを食べました。

やっぱりボリュームがすごい

味も美味しかったし、ビールを飲みながらゆっくりすることが出来たので満足です。これもUSオープンならではの楽しみ方!

 

その後会場に戻り、女子シングルスの試合をちょっとだけ観戦したあと、一番観たかったダニール・メドベージェフVSアレックス・デミノーの試合を観ました。
やはりこの試合はめちゃくちゃ人気で自由席は完全に埋まっており、会場に入るまでも長蛇の列ができていました(指定席のチケットがある人は列をスキップできるので並ぶ必要はありません)。

熱気がすごかった

この頃にはもう夜。夜だと涼しくなるんでしょ?と思われるかもしれませんが、会場内は湿度も高く、この日は最高気温が華氏90度越えだったこともあって、熱がこもっていてものすごく暑かったです。
普段生活する上では、ニューヨークは夏場でも比較的湿度が低く、汗をだらだらかく感じの暑さではないのです。でも、この会場はじっとしてても汗が止まらないレベル。構造上仕方がないのですが、選手はこんな環境の中、長時間プレーするわけなので、本当に体力削られると思います…。

 

さて、試合の結果はメドベージェフの勝利!!

試合の様子

さらに、今日の試合(9月6日、アメリカ東部時間)で、勝ち上がったメドベージェフVSルブレフの試合があり、これも見事メドベージェフが勝利!!昨年の無念をぜひ晴らしてほしいですね。彼は2021年にUSオープンで優勝して、勝ちが決まった瞬間のコロっと倒れる動き(?)が印象的でしたが…今年も見れるでしょうか?!

 

というわけで、今年は無事、USオープンを楽しむことが出来ました。
みなさんも機会があればぜひ、行ってみてください!

今回もご覧いただきありがとうございました。
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