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アメリカで目撃した犯罪TOP3

今回は、私がアメリカに来てから約3年の間に経験したとんでもない出来事を3つ選んで紹介したいと思います。アメリカに旅行または出張に行かれる方や、現在住んでいる方は特に気を付けて頂きたいです。

では、早速…!

 

第3位 覚醒剤使用者2人同時に現行犯逮捕

これはつい最近の話です。家を出て数秒のところで、周りをめちゃくちゃ警戒しながら注射器を刺そうとしているおじいさんがいたんです。正直注射器を刺している人も、落ちている注射器もよく見るので、これだけでは驚いたことではありません。

約2時間後、外で用を済ませて家に戻る際、あの同じ場所であのおじいさんが警察官2人に手錠をかけられて、現行犯逮捕されていました。そして、なぜだか横にもう一人、別のおじいさんが居て、その人も手錠をかけられていました。
大麻もそうですが、そういうことをやっている人に寄ってくる人って結構いるんです(NYは大麻は合法ですが)。

私が最初に見た時はおじいさん一人だったので、後からもう一人加わって、不運なことにそのタイミングで警察官にバレてしまったんでしょうね。

そういえば、同じストリートの1ブロック先のところに、いつも通るたびに注射器刺している路上生活者の方がいたのですが、最近いなくなったな?と思っていたんです。もしかしたら、この辺りは現在取り締まりを強化しているのかもしれません。

 

第2位 ドラッグストアで堂々窃盗

CVSストアという薬局(日本でいうとTomod's に近いかな?)で買い物していた時のことです。店内を歩いていると、両手に空のバッグをたくさん持っている挙動不審な男性が。
ちょっと警戒しながら彼の横を通り過ぎようとした時、なんといきなりものすごい勢いで棚の商品をバッグに入れ始めました。こんなにも堂々と窃盗しているのを見たのは人生で初めてです。

結局、彼はバッグいっぱいまで入れ終わると、走って店を出ていきました。万引きし始めてから出ていくまで、1分はかかっていないと思います。そして、盗んでいった商品は主に生活必需品洗顔料とか)だったと思います。

防犯カメラは店のあらゆるところにあるので、犯行自体は映っているとは思いますが、こういう人は店を変えて同じことを繰り返すんだろうなぁと思いました。

ちなみに、日本だったら万引きしている人を見かけたら、店員にすぐ知らせなきゃと思うかもしれませんが、アメリカでそれをすると自分の命が危なくなるかもしれないので、その場では見ないふりをする方が賢明でしょう。
また、『正義』だと感じて行なった自分の行動によって他の人も危険にさらしてしまう可能性があります。海外ではくれぐれもお気を付けください。

 

第1位 アムトラック車内でぶちギレ…からの逮捕

Amtrakアムトラック)とは全米旅客鉄道公社の通称です。ある日、私がアムトラック特急列車ワシントンD.C.からニューヨークへ帰る際、同じ車両の6席ほど前方に座っていた男性乗客一人が突然キレ始めました。
何が発端になったのかはわかりませんが隣の席の人と言い争いになり、それは次第にエスカレート。「今回のはヤバそう…」と思った私は座ったまま頭を抱えて伏せていました。もし、彼がを持っていたら弾が飛んでくる可能性があったからです。

乗務員も2人ほど駆けつけてきて周りの乗客も制止させようと試みますが、もはや不可能な状況まで悪化。争いに巻き込まれる前に、今のうちにトイレに逃げ込んだ方が良いのでは…と頭をよぎったほどです。

結局、乗務員が警察に通報したようで、列車は本来通り過ぎるはずの駅で停車し、その駅で待っていた警察官2人が男性乗客に手錠をかけ、車外に連行しました。

私は窓越しに見ていたのですが、男性は駅のホームで全身をくまなくチェックされ、武器を持っていないことを確認されました。と、同時に私は非常に安堵しました。

無事逮捕されたし、武器も持っていなかったようだし本当に良かった、と。アムトラック乗車の際は飛行機のように持ち物のチェックはないので、もし彼が銃を持っていて、怒りに任せて車内で人を殺めていたら…と想像したらゾっとしました。

彼が警察に連れて行かれるまで電車は5分ほど緊急停車しただけで、また目的地に向かって走り始めました。

車内でトラブルがあり緊急で停車していました。皆さんは今安全です。

と女性の声で車内アナウンスが流れると、私たちの車両の乗客は一斉に、

フゥ~↑↑

と同時に拍手喝采。やっぱり、これがアメリカだなぁ~と感じました。

この謎の団結力って日本ではなかなかない気がします。私は電車が再び動き出した後も『怖かった』という感情が一番強く残りましたが、周りの乗客の多くは「無事捕まって良かった」とか「電車が動いてくれてよかった」という『安堵』と、適切に警察や乗務員が対処してくれたという『感謝』の感情の方が強いのでしょう。

 

ちなみに過去の記事で、私が乗る予定だった飛行機が遅延を何度も繰り返し、一体いつ出発するかもわからない状況の中数時間待ち続けて、やっと飛べる!とわかった瞬間の周りの客も、今回のアムトラック反応は同じでした。

※その過去記事がこちら↓snyc.hatenablog.com

 

というわけで、今回もご覧いただきありがとうございました。
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