今回はフロリダのディズニーワールドで、筆者おすすめNo.1レストランの【California Grill】について超詳細に解説します。予約の取り方のアドバイスもあります。California Grill完全攻略ガイドと言っても過言ではありません。参考になれば幸いです。
では早速…
【California Grill】
・予約難易度：★★★★☆（午後7時以降の時間帯は★5）
・おすすめ度：★★★★★（MAX）
・ダイニングプラン：利用不可
・パークチケット：不要
・予約のキャンセル：予約時間の2時間前までキャンセル料なし、以降10ドル/人
・チップ：含まれない
・ドレスコード：有り（店の高級感を尊重する服装、水着不可）
Contemporary Resortというマジックキングダムから極めて近いホテルの15階に位置する高級レストランCalifornia Grill。ホテル宿泊者でなくても利用可で、もちろんパークチケットは不要です。
アクセスは、マジックキングダムまでバスで移動し、そこからモノレールを利用します。なお、モノレールが通っているホテル（以下4つ）はモノレールだけで移動できるので楽です。
・Disney's Contemporary Resort（宿泊者は階の移動のみ）
・Disney's Grand Floridian Resort & Spa
・Disney's Polynesian Village Resort
・Disney's Polynesian Villas & Bungalows
そして、チェックインの受付はContemporary Resortの2階です。席の用意がされ次第、ディズニーワールドのアプリに通知が来る（ディズニーワールドのどのレストランも同じです）ので、事前にアプリ上でチェックインしておくと受付でスムーズに案内されます。
さて服装ですが、男性は襟付きシャツに長ズボンをおすすめします。ジーパンはダメージジーンズでなければ可とはなっていますが、私が見た限りジーパンの人はいませんでした。ジャケットまでは必要ないでしょう。
一方、女性は露出の激しくない服装で、きれい目のワンピースなどが良いかと思います。
また、女性・男性ともにビーチサンダルはやめましょう。それからパークからそのまま来ました！という感じの服装の人も見かけませんでした。なので、当日にパーク行ってからこのレストランに行かれる方は、一度ホテルに戻って着替えてから行かれることをおすすめします。
California Grillはディナーのみ営業しており、大人（10歳以上）一人$89＋税とチップです。なお、3歳から9歳の子どもは$39＋税とチップ、ですがやはり他のレストランと比べて子どもの比率は少ないように感じました。ディズニーのレストランとはいえ、ここはロマンチックな雰囲気なので、小さいお子さんがいる方は少し配慮が必要になるかもしれません。
料理は、
One appetizer
One entrée
One dessert
の、選べるコース3品（下記の写真は一例です）。
アメリカの口コミサイトでも「ディズニーワールドで一番美味しくておすすめのレストランはCalifornia Grill」と言う人が多数です。ですが、デザートについてはがっつり甘い系なので、好みが分かれるかもしれません。個人的にはCinderella's Royal TableやBe Our Guestのデザートの方が好きです。
さて、それでは花火鑑賞に関して説明したいと思います。マジックキングダムのショー（Happily Ever After）は午後8時からです（※念のため予約される日にちのショースケジュールは公式サイトで確認してください）。
したがって、午後8時時点でレストランで食事をしているのがベストなのですが、希望の時間に予約が取れず、例えば5時台に食事をしたとしても、花火の時間にまたレストランに戻ってきて、展望デッキで花火を鑑賞することは可能です。これは、当日レストランで食事をしたゲストだけの特権です。
レストランでの食事時間は大体1時間半から2時間程度だと思うので、6時半以降に予約が取れればラッキーですが、この時間帯は非常に予約が取りづらいので、来店日の2か月以上前にディズニー直営ホテルの宿泊予約をし、早期のダイニングリザベーションの特権（通常の60日前からの予約に加えて、ホテル宿泊者は最長10日間までの宿泊日数分、一般の人より早く予約を取ることが出来る）を利用することが、最も確実に希望の時間帯を抑えられる方法です。
ただし、直前は比較的キャンセルが出やすいので、アプリ上で自分の希望の日にちの空状況をこまめにチェックするのも◎。5時台は一番予約が取りやすいのでそこまで苦労せずに予約が出来るでしょう。
私の横の席の家族は、少し早めの時間しか予約が出来ず、ショー開始時間の30分ほど前にすでにデザートまで食べ終えたけど、ショーの時間まで席に居たいからと、ボトルのワインを注文して時間を稼いでいました…。
なお、Walk-Up Listは利用可能です。ただし、やはり花火前後の人気の時間帯は1時間以上待ちとなりジョインできなくなるので、事前の予約をおすすめします。
さて、ショーが始まる8時直前には、早めにこのレストランで食事を終えて戻ってきた人や、花火が見えない席に着席している人たちがぞろぞろと店内を移動し展望デッキに向かいます。当然ですが、レストランの全席から花火が見えるわけではありません。ごくわずかな限られた席だけです。
じゃあせっかくなら「花火の観える窓際の席が良い！」と思いますよね。この場合、15階の案内係の人にリクエストすることは可能です。私も実際お願いしました。結果、窓際の最高のポジションを用意してくれました。
ここで、出来るだけ良い席で花火が観たい、という方にアドバイス！
まずアメリカに住んでいてとても感じることなのですが、アメリカ人って、人にお願いするときや納得してもらおうとする時に、必ず『同情してもらおう』とするんです。これは日本ではあまり無い文化かもしれません。
例えば、私が、住んでいるアパートメントビルディングの管理人に何かお願いして、だけどそれを彼は忘れてしまっていたとします。そこで、私は「お願いした件だけどどうなってますか？」と再度聞きに行くとします。すると、彼は間違いなくこう言います。「やることがたくさんあって忙しくて忘れていたよ。申し訳ない。」と。
「とっても忙しいんだな…仕方ない」と同情して許してほしいのでこういう言い方をするのです。日本だったら、「忙しいのなんて当たり前じゃないか、言い訳するな！」となりそうですが、あまりそういう風にキレている人は見たことありません。それに、忘れていた、って正直に言って謝ってるし。
では、California Grillで良い席を確保してもらうことについて、結局何が言いたいかと言うと、ただ花火の観える窓際の席が良いです、と伝えるだけではなくて、『同情するに値する理由も店員に伝えると効果的かも』ということです。
ウソはだめですよ、絶対。「もう余命6ヶ月で二度と来られないんです！」とか。
ちゃんと事実を伝えてくださいね！
それから、希望の席を用意してもらえたとして、感謝を伝える際は、相手の目を見て笑顔で感謝の言葉を述べると良いです。本当にこれは見ていていつも思うのですが、日本からの観光客や日本から来たばかりの人たちは、「Thank you.」と言いながら、申し訳なさそうな表情で頭をペコペコするんです。
これは、日本人から見たら謙虚な姿勢に見えるのかもしれませんが、アメリカでは一般的でないのであまり通用しないです。もちろん「Thank you.」と言っているので感謝されていることは分かりますが、自分からお願いしてきたくせに申し訳なさそうな顔されたら、ハッキリ言って気分は良くないです。嬉しさ全開で感謝を伝えましょう！
ちなみに、チップは高級店でのディナーなので最低でも20％は入れます。20％、22％、25％あたりが現在の標準です。
ショーの時間帯は、店内でもショーの音楽が流れます。
California Grillレストラン。とっても素敵な良い経験になりました！本当におすすめです。
今回もご覧いただきありがとうございました。
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