先日、久々にフロリダにあるディズニーワールドに行ってきました。一番最後に訪れたのが3年前だったので、新しいエリアやレストランが出来たりなどの変化がありましたが、なんといっても前回はコロナの影響をだいぶ受けていた時期だったので、今回は人の多さとキャラクターとの距離感の変化を最も感じました。
ひとりで虫取り網を振り回し、人間の目には見えない蜂を捕獲していた。
さて今回は、"せっかくディズニーワールドに行くなら予約の取りづらい人気レストランに行ってみたい！"という方向けの記事です。2024年2月現在、ディスニーワールドの中でも群を抜いて予約困難なレストラン2つを紹介します。予約の取り方のアドバイスもあります。お役に立てたら幸いです。
では早速…
【Space 220 Restaurant ＆ Space 220 Lounge】
・予約難易度：★★★★★（MAX）
・おすすめ度：★★★★★（MAX）
・ダイニングプラン：利用不可
・パークチケット：必要（エプコット）
・予約のキャンセル：予約時間の2時間前までキャンセル料なし、以降10ドル/人
・チップ：含まれない
・ドレスコード：無し
2021年の9月にエプコットに新しくオープンしたSPACE220レストランとラウンジ。現時点で、ディズニーワールドで最も予約困難なレストランだと思います。
RestaurantとLoungeはそれぞれ予約が別々になっていますが、どちらも同じ店内に位置し、"Restaurant"の方がテーブル席でメニューはprix fixe（選べるコースの固定料金）、一方"Lounge"はバーカウンターでa la carte（メニュー表から選択）です。
このレストランは、宇宙ステーションから天体のパノラマを楽しめるレストラン、というコンセプトのもと、窓からの景色はすべて宇宙空間になっています。
宇宙船、宇宙飛行士やスペースドッグが現れたりと、食事をとりながら景色の変化が楽しめます。店内は清潔感があって綺麗、店員はとても親切でした。
私はランチの時間帯を予約したので、選べるコース2品でしたが、ディナーの時間帯は料金が少し高めで3品目のデザートが付きます。
料理は美味しくて大満足でしたし、ディズニーの新感覚のレストランをゆっくり満喫できました。
さて予約方法ですが、最も可能性が高いのは、来店日の2か月以上前にディズニー直営ホテルの宿泊予約をし、早期のダイニングリザベーションの特権を利用することです。
通常の60日前からの予約に加えて、ホテル宿泊者は最長10日間までの宿泊日数分、一般の人より早く予約を取ることが出来ます。
私はディズニーのホテルを予約したのが1か月くらい前だったので、この特権は使えず、頻繁に空き状況を確認しキャンセル待ちを狙いました。そして結果的に、お昼時の良い時間を確保できました。
アドバイスとしては、1週間前から予約のキャンセルがポチポチ出始め、前日と当日は特にキャンセルをする人が多いのでチャンスです。ただし、キャンセルが出てもあっという間に誰かが予約してしまうので、見つけたら迷いなく素早くクリックした方が良いです。
また、アメリカ東部時間の午前3時から6時くらいまでの時間帯は寝ている人が多いからか、空きがでてもしばらく残っていることがあり、最も狙い目の時間帯です（日本から予約するなら時差があって有利かも！）。
ちなみに、このレストランは現時点では、Walk-Up Listにはジョインできません。つまり、予約していないと入れません。ただし、受付で交渉してた上で並んで待っている人が少数ながらいたので、タイミングが良ければ、もしかしたら予約なしでも可能性はあるかもしれません。
と、いうわけでなかなか困難ではありますが、とってもおすすめのレストランなので、個人的にはエプコットでまた行きたいレストランのひとつです。
【Cinderella's Royal Table】
・予約難易度：★★★★★（MAX）
・おすすめ度：★★★☆☆（プリンセスが大好きなら★5）
・ダイニングプラン：利用可（2 Table-Service meals）
・パークチケット：必要（マジックキングダム）
・予約のキャンセル：予約時間の2時間前までキャンセル料なし、以降全額没収/人
・チップ：含まれる
・ドレスコード：無し（※子どもはプリンセスかプリンスの服装を推薦）
マジックキングダムにあるシンデレラ城で、プリンセスとお話ししたり一緒に写真が撮れるキャラクターダイニング。このレストランも、本当に予約が取れない。
スペース220とは違い、朝食の時間帯から営業していますが、どの時間帯もとにかくすぐに埋まってしまいます。
予約方法のおすすめは、先ほどのSPACE220と同じで早期ダイニングリザベーションの特権を利用するか、キャンセル待ちです。こちらの方がSPACE220よりもキャンセルが出やすい気がします。さらに夜遅くの時間（9時台～10時台）であればかなり取りやすいです。
Walk-Up Listはありますが、早朝の時間以外は利用できないと思っていた方が良いです。すぐにいっぱい（1時間以上待ち）になってしまってジョインできなくなります。
なお、このレストランは予約時にチップ（定額）込みの全額の支払いが必要です。予約時間の2時間前までにキャンセルをしないと、そのまま全額が没収されてしまうので、予約はしたけど行くか迷っている方は注意が必要です。
さて、シンデレラ城の正面はショーをやっていることが多いので、レストランは城の裏から入る形になります。
受付を済ますと、1階のエレベーターホールでシンデレラが出迎えてくれます（姫の都合によりいない時間帯もあるみたい）。話をしたり、一緒に記念撮影をしてくれます。
その後、食事は上の階にエレベーターで移動します。
このレストラン、ドレスコードはないのですが、『城の中で優雅なお食事をする』ことを踏まえて、お子さんがいる方はドレスアップさせることが推薦されています。ですが、私が見回した限り、プリンセスやプリンスの服装をしている子は全体の子どもの半分くらいだったような気がします。
プリンセスと一緒に写真を撮る時にドレスアップしていた方が映えますし、特に女の子は自分の好きなプリンセスになりきってみると良いかもしれません。
プリンセスはシンデレラ、アリエル、オーロラ姫、ジャスミン、ラプンツェルの計5人で、一人ひとり順番にテーブルを回って来てくれます。
まずは挨拶して、それから一緒に写真を撮ってもらう人が多いです。私の一番のお気に入りはアリエルでした。
唯一、自ら提案して夫とも写真を撮ってくれたし、名前を聞いてくれて、私の名前は英語話者だとかなり難しい発音なのですが、2回目で覚えてくれて（誰に言っても1回は絶対聞き返されるんです）、別れ際にも私の名前を呼んでくれました。
さすが、姫のポジションを獲得しただけあってサービス精神が素晴らしい。
スペース220とは違い、食事はランチでもデザートが付いて来るので合計3品です。きっちりお腹を空かせてから行かれることをおすすめします。
それから食事中に、サーバーがお土産をくれます。ブルーの星のスティックか、剣の2択です。料金に含まれているので大人にもくれます。
さて、ここまで良い点ばかりですが、ひとつ残念な点を挙げます。これはアメリカあるあるなのですが、チップが料金に含まれているから店員のサービスがあまり良くない。
仕方がないんです、これは。アメリカだから。だけどここはディズニーのシンデレラ城だし、せめてもう少し良い態度を見せてほしかった…というわけで★3つになりました。
前日にSPACE220に行って、その時の担当サーバーの対応が本当に素晴らしかった。それもあって、このCinderella's Royal Tableのサーバーのやる気のなさがより露骨に感じられてしまいました。
なんかもう、作業みたいでした。本当にあからさまに態度に出すんですよね、アメリカのサーバーって。すっごい対応悪い店だな～と思ってて会計をもらうと、チップが固定でアディショナルしかないレストランだったってこと、よくあるんです。
ま、Cinderella's Royal Tableに関しては、姫とのふれあいがメインなので、姫好きなら大満足できると思います。
さて、今回はディズニーワールドで特に予約が難しいと言われているレストラン2つを紹介しました。正直、この2つ以外は、時間帯を問わないのであれば比較的予約は取りやすいです。仮に自分の行く日にすべての予約枠が埋まっていたとしても、直前にはキャンセルが出ます。
しかし、SPACE220とCinderella's Royal Tableは、本当にネット上の争奪戦です。これから予約しようと思っている方は、参考にしていただけたら幸いです。
今回もご覧いただきありがとうございました。
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