ニューヨーク初のロボットカフェがシュールだった
ブルックリンのグリーンポイントにロボットがバリスタとして働く最先端カフェ「Botbar Coffee」が開店したので実際に行ってきました!ロボットが作るコーヒーのクオリティや完成までのスピード、そしてお店の雰囲気はどんな感じなのかを検証しました。
では早速場所ですが、地下鉄はGラインしか通っていないのでマンハッタンからだとちょっと行きにくいところにあります。そもそもマンハッタンに住んでいる人でも、グリーンポイントに用がある人ってほぼいないと思うので、行ったことない方も多いのではないでしょうか。
私はビールが好きでニューヨーク中のいろんなBrewery(ビール醸造所)に行ってビールを飲んでいるのですが、グリーンポイントに用があったのはGreenpoint BeerのBreweryに行った時だけです。ちなみに、Greenpoint BeerのBreweryはBotbar Coffeeから大通りを北に20分ほど歩いて行ったところにあるので、同時に行かれるのもおすすめです。
というわけでBotbar Coffeeの話に戻りますが、このカフェはロボットのバリスタが飲み物を作ってくれるカフェです。1時間約50杯のにコーヒーやカクテル、バブルティーなどを作ることができるそうです。
このカフェで働くロボットについて、公式サイトでは下記の6つの特徴を挙げています。
▪ ハイパフォーマー
▪ ペースの速い環境でも適応できる
▪ 正確かつ一貫性がある
▪ スケジューリングに対しての高い適応性
▪ 信頼性(病気の日がない)
▪ サービスに情熱を持っている
です。6つ目以外はロボットだしそりゃそうだろうなぁ~という感じですが、サービスに対する情熱まで持っているとは…(笑)
では、実際注文してみます。
飲み物の注文方法は3種類あります。
①こちらの写真にあるスクリーンから注文
➁自分のスマホから注文(クレカ登録必要)
③店員(本物の人間)が対応
の3つです。
最後は結局人間なんだ、という感じですが、まだまだ実験段階なので仕方ないですね。
私は②のスマホからアイスコーヒーを注文しました。
早速注文すると、ロボットが喋り出し動き始めます。そして慣れた手つき(?)でマシーンからコップに氷を入れアイスコーヒーを注ぎます。
おそらく1分もかからないうちに名前を呼ばれ、あなたの注文したアイスコーヒーができましたと。ちなみに呼ばれる際の名前はアルファベット読みでした…(名前がABCならエービーシーと呼ばれる)。
なんか、ロボットの動きらしい感じで飲み物もドサッて雑に置かれるのかなって見ていましたが、めちゃくちゃゆっくりソッと置いたのでさすがだと思いました(むしろアメリカ人より丁寧。彼らいつも怒ってんのかってくらい雑に置くこと多いからね…)。
しかしこのロボット、コーヒーはブラックしかできないため、ミルクなど足したい場合は店員に言いに行かなければいけません。出来上がったのがこちら↓
コーヒーの味は美味しかったです。安定して同じ味を供給してくれるのは良いですよね。コーヒーだとあまり違いは出ないかもしれませんが、例えばラテやカクテルなど、作る人によって差が出るタイプの飲み物はロボットが作ってくれた方が安心です。
私はいつもスタバでチャイティーラテを注文しますが、毎回毎回作る人によって味が違うんですよね…ほんともうちょっと丁寧に計って作ってくれよと思うのですが…アメリカあるあるです。
ちなみにプリンを試食用としてくれたのですが、小豆がタピオカみたいになってる謎の甘い食べ物でした(これは好き嫌いありそう)。
それから他のお客さんでホットコーヒーを注文している人がいましたが、アイスよりは作るのに時間がかかっていました。それでも相当早い方だと思いますが。ロボットが作っている間、お客さんたちは皆動画や写真を撮っていました。
また、店内にはテーブルが複数あり、トイレ(暗証番号不要)もあるので気軽に利用できます。アメリカのカフェって暗証番号を店員に聞かなければ利用できないところも多いので、このタイプだとありがたいんです。
また、Tシャツなどのオリジナルグッズも販売していました。行かれる方はぜひ見てみてください。
【おまけ情報】
飲み物と一緒に何か食べたいな~という方。Botbar Coffeeのすぐ近くにあるPeter Pan Donut & Pastry Shopのドーナツがおすすめです。口コミ2340件程度で評価が4.7と高評価のこの地元密着型ドーナツ屋さん。店内は狭いのとキャッシュオンリーですが、値段も安いですし味も美味しいのでおすすめです。Botbar Coffeeのついでにぜひどうぞ!
それでは、本日はニューヨーク初ロボットバリスタが活躍中のカフェの紹介でした。
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